人気ブログランキング | 話題のタグを見る

三毛猫アキちゃんの日常など


by spinoza_cat
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
「また出かけるニャ?」「今日はどこ行くニャ?」
鎌倉芸術館に沢田研二を聴きに行ってきました_c0130864_181369.jpg

きぃちゃんの冷たい視線に見送られ、その日われわれが向かったのは鎌倉芸術館。
まあいってみれば、ご近所です。
うちからも近いけど、ライブの主役にとっても、その気になれば根岸線でやって来られる距離。
ほとんど横浜市栄区といっても差し支えない鎌倉芸術館です。

同行者は母、そして今回はなんと初ジュリーのご近所さんも。
タイガースは知っているけど、その後の沢田研二はほとんど知らないという洋楽世代です。
今回は最近体調がすぐれない母を気遣ったご近所さんが、江ノ電みたいに長~い長~い自動車を出して下さいました。
ありがたいことです。
この方、狭い鎌倉でなぜこんな無駄にデッカイ車に乗っているかというと、私の記憶が正しければ、地域猫さんたちを詰めたケージを複数搭載して獣医さんに行くためなんですって。
あまり確かな記憶じゃありませんが、そういうことだそうです。

さて、今回われわれご一行様が陣取るのは、2階最前列の下山側。
地元の利を活かして、発売初日に芸術館まで足を運んで買ったチケットなのですよ。
10時発売で到着した10時15分には「早く選んで下さい、なくなります」状態で、とっさに押さえてもらったのが2階の最前だったのです。
フォーラムなんぞに連れて行くと、母はいつだって「遠い!」と文句タラタラ。
そのくせ高齢なもんで、「近くで見たい、でも座って見たい」でしょ。
そんな、無理だよ。

だから今回の席、母にとってはこの上ないベストポジションだったのだけど…。
ところが終演後、同行のご近所さんから軽いクレームが入ったのでした。
「ここじゃあ後ろに遠慮して立てない!お母さまには悪いけど、次は1階行くから!」
そうか、また行くのか。
そりゃ何より!
さらに彼女の矛先は、横に壁を背負って勝手気ままにやっていた私にもつんつんと向かってきます。
「○○さんは端だからいいよね、好きな時に立ったり座ったりできて」
とのお叱りのことば、今後の課題です。

さて、ライブはというと…。
私の知る限り、たいていスロースターターの彼のこと。
鎌倉でも最初のうちこそ声出てなかったんだけど、いつものようにいつの間にか引き込まれているのです。

特筆すべきは、面食らうほどゴキゲンな沢田氏のトークです。
一昔前に2ちゃんで流行った吉野家のコピペってあるでしょ?
「昨日、吉野家行ったんですよ」で始まるあれ。
ここのところ、あんなライブが続いていたから。

「沢田研二のライブってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。前の客といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。…で、やっとノってきたかと思ったら、一般発売あたりに座ってるヤツが、歌って~、とか言ってるんです。そこでまたぶち切れですよ。あのな、歌って~なんてきょうび流行んねーんだよ、ボケが。得意気な顔して何が、歌って~、だ。お前は本当に歌って欲しいのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。お前、歌って~って言いたいだけちゃんかと」

私も長々とこんなコピペ改変してまあバカですけど、そんな雰囲気、ぜんぜん良くなかったよね。
私11月3日は特にあの人近くにいて、席も特定できるほど近くにいたから、個人的にも恨み骨髄なんですよ。

ところが殺伐なんてどこかへ吹っ飛んじゃって、最初から、さらにあの暗く切実な現実をのど元に突きつけてくる新曲の前なんか、「まるで居酒屋みたいですね」の居酒屋トークが止まらない!
このおっちゃん、何がそんなに面白いことがあっんだろか、壊れちゃったのかと思ったよ。
どうやって抑えても抑えてもこみ上げてくる笑いをいったんあっちに押しやって、真面目に新曲に入っていけるのかどうか不安になったほどでした。
加瀬さんがじじいの偏屈をあっちに持っていってくれたのかな?
加瀬さん、いずれにしても本当にありがとう。


終わってみれば謎の下山オーラにも直撃されたわたしたち。
フォーラムとかだと注意力が散漫になって、バンドがバンドであることが私なんか分からなくなってくる。
でも鎌倉くらいだといいかんじにライブハウスの延長っぽくて。

パフォーマンスだけなら多分渋公でもっといい時見てるけど、MCという名の漫談含めて鉄人バンドなどなどトータルで考えたら、短い年数の中でも見たベスト・ライブだと思います。
ただなぜ神奈川県民ホールがないのか、それだけは謎として残りました。
署名の件だとは思いたくないけれど。


では最後に、下から見た猫。

鎌倉芸術館に沢田研二を聴きに行ってきました_c0130864_1822326.jpg

# by spinoza_cat | 2015-09-01 18:05 | ザ・タイガース

写真嫌いな彼女

買ったばかりのiPad miniできぃちゃんを撮ってみました。

とにかく写真に撮られるのが大嫌い。
携帯やカメラを向けるとプイとそっぽを向いて、スタスタ逃げ出すことも。

iPad miniのことは、これがカメラだと認識がないんでしょう。
ベッドに寝転がりながらiPadを向けても嫌がる気配はなく、自然にくつろいでくれてました。
本でも読んでるんだと思っているんでしょう。

逆光ですが、記念撮影。

写真嫌いな彼女_c0130864_10341511.jpg


写真嫌いな彼女_c0130864_10341680.jpg


# by spinoza_cat | 2015-08-21 10:26

一カ月

またまたあっという間に一カ月が過ぎ、きぃのブログにもとうとう広告が入ってしまいました。
ここは広告消すためにも、何かUpせねば。

そんなこんなで、きぃ家の一カ月です。

ねこあつめにはまってコツコツとにぼしをゲット、ついに模様替えしてお屋敷に入居てきました!
一カ月_c0130864_1528329.jpg


ポール・マッカートニー様に再会する。
安定の手ぶれピンぼけ。
一カ月_c0130864_15294933.jpg


調子に乗って「ボール・バッカートニー」とばかり、ボールばっか並べてねこを集める。
コンプリート!
一カ月_c0130864_15303664.jpg


8年前に我が家に来てからというもの、ほとんど乗ったことがなかったタワー最上階が突如お気に入りに。
一カ月_c0130864_15315323.jpg


連休中、あっという間に谷戸の藤が咲いて、散る。
例年、この時期は藤が満開なのだ。
一カ月_c0130864_1533184.jpg


箱根の火山活動に煽られて、きぃちゃんの食品、砂の備蓄、防災グッズを購入。
避難所では、このキャリーがきぃのおうちになる。
日頃から入ってもらって、慣れていただくといいらしい。
(すでにきぃさまの陣地と化していて、ここに入るともう無敵!)
一カ月_c0130864_15341536.jpg


こちらはハーネス。
もちろんきぃちゃんをお散歩猫にするのではなく、避難時にあると便利ということなので。
注文する前に採寸したところ、なんとっ、3Lではありませんか!
もうビックリだよ。
慣れないもの着せられ腰砕け状態、すっかり意気消沈のきぃちゃんなのであった。
一カ月_c0130864_15381020.jpg


何ごともないとは思いますが、地震・津波・噴火・原発事故。
備えていても憂いは残るけど、備えないよりはいいよね、きぃちゃん!
# by spinoza_cat | 2015-05-17 15:44 |

あっというまに…

春になったと思ったら、また冬が戻ってきて。
花冷えだけならともかく、この雨、雨、雨、今日も雨…。
すでにペレットの在庫も底をつき、ガス温風で毎日しのいでます。
4月にこんなガス代かかるなんて。

きぃの部屋の窓から見る桜も、咲いていたのは実質二日だけ。
二日だけだったけれど、地味な山桜にしては見事な花を咲かせました。
あっというまに…_c0130864_1495410.jpg


にゃんも観桜会です。
あっというまに…_c0130864_14105974.jpg


私はご多分に漏れずねこあつめにはまってます。
遊びに来るねこさんの中にもみけさんたちが何匹もいて。
三毛と名の付くものだけでも、普通の「三毛」に「縞三毛」、「とび三毛」。
えきちょうさんもトービーさんも三毛だし、鍋ねこさんも三毛っぽい。

きぃちゃんは白三毛というのだと思うけど。
ねこあつめ的にはとび三毛なんだろうか?
縞も入ってるよね。
あっというまに…_c0130864_14193352.jpg

# by spinoza_cat | 2015-04-14 14:20 |
10年以上使った足温器がついに壊れました。

まずは今はなきあかりちゃんが愛用。
足温器、ポール・マッカートニーなどなど_c0130864_16114095.jpg


その後きぃちゃんも愛用。
足温器、ポール・マッカートニーなどなど_c0130864_16121162.jpg


もちろん私も使わせていただきましたとも。
大切に大切に使っていたのですが、まあ足温器的には天寿を全うしたといってよいでしょう。
新しい足温器は毛足の長いもこもこで、きぃは思わずうっとりです。
足温器、ポール・マッカートニーなどなど_c0130864_16133641.jpg

加えて若干伸縮性もあるらしく、ズズズッと潜り込めば、この見事なピッタリ具合!
スッポリ収まって、出てこられません。
足温器、ポール・マッカートニーなどなど_c0130864_16144618.jpg





ところで、4月にはまたお留守番を余儀なくされることになったきぃちゃん。
母を連れてポール・マッカートニーに行ってきます。
実は私としては一昨年の公演があまりに素晴らしくて、もう行かなくてもいいかなって。
冥土の土産にするに相応しかったからこそ、また行ってガッカリするのもイヤだったし。
その時はAll My Lovingで涙腺決壊。
その後youtubeで動画探して見たら、私と同じ状態になっているアメリカ人だと思うけどおじさんがいて…。
あの曲、絶対に心の琴線に触れる何か、転写力みたいなものが強い。
好きな曲ではあったけど、ドームで生を聴くまで本当の良さは分からなかったか、この歳になってはじめて分かるものがあるのか?

ところが、母が今度こそ行きたいっていうのです。
無下にはできません
だって母には恩があるから。
物心つく前から母が買ったビートルズのレコード聴いて育った私。
音楽を聴いてこんなに楽しいと思えるようになったのは、家にビートルズのレコードがあったから、と思う。
同時にこんな西洋かぶれに育ったのも、きっとビートルズのせいだ。

越路吹雪が好きで、ポップスが好きで、ビートルズが好きで、タイガース(特にジュリー)が好きで、加山雄三が好きだった過去は葬り去りたいと思っていて、カレーラスが好きで、アグネス・バルツァが好きなミーハーな母は、最近行けるコンサートならポップス、クラシック、ジャズを問わずどこにでも行きたい。
前回のポールの時もいくつもりでチケットとったのですが、結局ドーム公演に行く自信が持てなくて断念した経緯がある。
でもタイガース(阪神じゃないよ)で自信つけたみたいなのであります。

今年は我が町の、というか横浜市栄区鎌倉芸術館に沢田研二さんが来るので、母だけでなく異常な盛り上がりを見せる私の周辺。
音楽好きの男子も盛り上がってる。
これは非常に失礼な言い方になるのかもしれないけど、「沢田研二を聴く」ということが彼らの間でも市民権を得るようになった、のかな?

ただねー、鎌倉は夜の早い町だから、ライブ終わったあとみんなで繰り出すところがない。
9時過ぎると、どこもかしこもラストオーダー過ぎてるし。
まあ大船は鎌倉と違うかもだけど。

いずれにしても、楽しみがあるのは素敵なことなのでります。
# by spinoza_cat | 2015-03-16 17:21 |